伊予灘メバル第２弾

メバルの釣り方はこんな感じ→ メバルのサビキ釣り

天気は良さそうなんだが北東風が６～７m吹くようだ。

明日は中潮最終日なのでほとんど満ち潮を釣るようになる。

満ち潮に北東風…最悪の組み合わせだ

潮と風が真正面からブチ当たり　ボッコボコ波は確実

朝３時　風の強さを海ナビでチェック

ななんと北東９mになっている(>_<)

午後からは風が落ちてくる予報だが…

正直、その段階で船頭さんに電話して中止にしてもらおうかと思った。

テンションの上がらないまま港着。

船頭さんからも

「う～ん　沖出てもやるところないかも…」

港を出たあたりではたいしたことなさそうだった波も

航路に出るとドンブラコ～

潮どまりでこの状態だから満ち潮が動き出すと…

ハイ　ボッコボコ

風裏でしか竿を出せない状態。

ポイントに着いても仕掛けを出せないほどの大風大波。

踏ん張って何とか立っておれるほどの荒れ具合。

船頭さんも

「今日は釣りに出てきたらいかん日だったみたいやね～」

風裏でありながらこの状態。

メバル凪には程遠い。

おまけに今日は雲一つない晴天。

先週半ばの大潮まわりは波風もなく曇り小雨の日々が続いたようで

連日１００匹２００匹と釣れ続いていたようだが

金曜日くらいから海の様子が変わったのか急に食わなくなったとのこと。

それでも前日は曇り小雨・午前中は波風もなく・潮もよく動いて

メバル釣りにはまあまあいいコンディションだったようで

良型交じりで１人５０匹前後釣れたそうな。

今日は　晴天・強風大波・潮も小さくなってきて

メバル釣りにはバッドコンディションがいくつも重なって

２０～３０匹釣るのも難しそう。

案の定釣れないことはないが

ポツンと１匹付いたら粘っても追い食いしてこない。

船の揺れで仕掛けが安定しないせいか

晴天で仕掛けを見切られているせいか。

小メバルリリースを繰り返しながら

ポチッと混じる良型をキープ。

瀬に付くクロメバル２７cm。

単発ばかりで待てど暮らせど追い食いしてこない。

相変わらず海は大荒れなので

風裏から出てポイント移動することもできず

風が収まるまでここで辛抱するしかないようだ。

満ち潮の反転流のなかで

強風に押されで船は安定しないが

いいポイントに入れば

ブルブルっと追い食い成功。

結局良型の追い食いはこれ１回のみ。

午前中は風裏から出られないままほぼ一か所で粘って

キープできたのは２０匹ほど。

昼前になってようやく風も落ちてきた。

前日良型が釣れたポイントへ

まだ波風の残る中　移動。

しかし期待したわりにポツンと１匹釣れただけ。

潮の流れも反応もバッチリみたいなのに

晴天が影響しているのか

仕掛けが見切られているようで全く釣れない。

ならば潮止まりに漁礁直撃の尺メバル狙い。

水深５０ｍの底スレスレをトレースしていると

竿先が引き込まれ、竿が立てられないほどの引き。

これはひょっとしたら…

尺メバルの連かと思うほどの手ごたえであったが

２８　２７　２５ｃｍのシロメバル三連だった。

その後も１匹ずつポツリポツリと追加したものの

思っていたほどの爆発力はなく

７～８匹釣ったところで

船頭さんはポイント移動を決断。

残された時間はあとわずか。

最後のポイントでもうひと山あればいいんだけど。

最初の流しから

ブルブル…

２度３度とアタリが続き

イイ感じで追い食い成功。

２５ｃｍの４連だったけど１匹は船べりでポチャ。

何だかようやくメバル釣りらしくなってきた。

ここで想定外の出来事が。

天の恵みか。

それまでずっと顔を出していた太陽が雲に隠れた。

これは大チャンス！

期待していいかも。。

ほらね。

今日初の７連。

サイズも悪くない。

ここから怒涛のラッシュに突入。

仕掛けを入れるたびに２５ｃｍUP交じりで４連５連。

これぞメバルサビキっといった感じで

最後まで釣れ続いた。

最後の１時間で今日の全体釣果の半分を叩き出しすことに成功した。

釣りを終えて帰るころにはまた太陽が顔をだしてきた。

まさにあの一瞬だけが曇っていたことになる。

それまでスカスカだった４０Lのクーラーも

今日は良型の比率が高かったのでほぼいっぱいに。

出船時や午前中はどうなることかと思ったが

船頭さんの的確な読みが当たって最終的には十分満足できる釣果に。

悪条件の下でも希望を捨てずに頑張れば何とかなるもんだ。

本日の釣果　　メバル～２８ｃｍ　８１匹